県域放送局を利用した「飲む防災・飲む防犯事業

コミュニティFMのカバー率に課題

ラジオを活用し、自動販売機から取り付けたラジオから街行く人に緊急情報を伝達する、街かど安心安全ラジオ「飲む防災、飲む防犯」事業。この事業は当初、全国のコミュニティFMにてスタート致しました。コミュニティFMは阪神淡路大震災をきっかけに全国に順次開局しており、放送エリアが市町村域に限ることから地域密着のお知らせを伝える手段として期待されています。しかしコミュニティFMの全国カバー率はわずか19%に留まっており、また電波は20Wという限られた出力のため、放送エリア内であっても電波が届きにくいという欠点もあります。

この防災防犯ラジオ付き自動販売機を全国へ普及させるために、県域放送局を利用した仕組みもスタートさせる予定です。県域放送局は名の通り都道府県単位をカバーするラジオ放送局であり、都市部から山間部まで広くカバーしています。近い将来には確実に起こる大災害に備え、この県域放送局版「飲む防災・飲む防犯」の普及に努めて参ります。


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